過食症とは、正確には「神経性大食症」といいます。
そしてその反対の何も食べられなくなってしまう拒食症は「神経性食欲不振症」。両方の症状を摂食障害と呼びますが、真逆にみえるこの二つの病気は実は同じなのです。
最初体重を落とすために食べないダイエットを続けるうちに、痩せて体重が減る事が面白くなってしまい、何も食べられなくなってしまったり、反動で異常に食べるようになってしまう過食症に移行したりと、食事に対する正常なコントロールができなくなってしまう心の病気なのです。
過食症は、満腹中枢が麻痺しているので、最初は周囲がびっくりするような食べっぷりを見せるだけだったのが、症状が進むと食事の後にすぐトイレに入って吐き出したり、調理をする事もせず冷蔵庫にある食品を、次々と流し込むように食べたり、コンビニで大量の弁当やお菓子を買い片っ端から食べては吐くのでお金のほとんどが食べ物に消えたり…と通常の社会生活が送れなくなってしまう深刻な状態になる場合もあります。
過食=肥満と思いがちですが、食べては吐くので異常に痩せている人も多いのです。
過食症は無理なダイエットからなる事が多いのですが、ストレスや、愛情不足等精神的に不安定な状態を、とりあえず空洞を埋めるために食べ続けるという場合もあるので、自分も、周囲も過食症になった原因を知ることが大切です。